14: 行方知れず ページ14
「まーくん、あんずってどこにいる?」
衣「教室にいなかったのか?」
「うん。」
衣「あいつ結構、動かずにいられない〜みたいなとこあるからなぁ…」
「うーん…」
衣「教室にいないなら普通に食堂か購買部じゃないのか?」
「そうだねぇ…ちょっと探してみる。ありがと!」
プロデュースのことで相談があるので探しているのだが、あんずは働き詰めが好きな人間だからどーも噛み合わない。
お昼くらいちゃんと食べてるといいんだけど…
心配になりながらも、時計を確認して急いだ。
「あっ…あんずーっ!」
あ「! Aちゃん?」
「やっと見つけた〜♪ちょっと相談があるんだよねっ。一緒に食べない?」
あ「いいよ。食券はもう買った?」
「これから。」
あ「じゃあ一緒に行こうか。」
「はーい♪」
あんずは同じ歳のはずなのに、寡黙で大人っぽい。お姉さんみたいだ。
もし私に姉ができるんだったら、あんずみたいな子がいいな、と思う。
手を引かれて、背の高い男子を掻き分けて歩いて行く。私だったら出来ないから、本当にすごい度胸だ。
実際その命知らずなほどの度胸で反乱は成功した訳だけど。
「あんずはそれ?じゃあ私はオムライス〜」
コクリと頷くあんずにまた手を引かれ、カウンターまで導かれた。
283人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠璃烏(プロフ) - 十六夜 桜さん» ありがとうございます!もう何と言いますか…インスピレーションが湧かなくて( ; ; )何とか書いておりますので、もう少しだけお待ち下さい! (2020年1月6日 12時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - とても素敵な作品ですね!続きを楽しみに待ってます!零推しには嬉しいですね。(零の小説があまりないので) (2020年1月6日 1時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - みーこさん» 長い間の更新停止、すみませんでした!お言葉、恐縮です。頑張らせていただきます!o(`ω´ ) (2019年11月16日 14時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
みーこ - すごい好きです!更新待ってます! (2019年11月13日 8時) (レス) id: ad66a60e86 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - 紅さん» 閲覧頂きありがとうございます!ご指摘、その通りでございます(>_<)勉強の合間に書いたもので…!痛み入ります、すみません! (2019年9月16日 19時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瑠璃烏 | 作成日時:2019年9月4日 9時