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さよなら。 御幸side ページ32

御幸side




理性が無くなるとはこのことか



めいが俺の胸に頭を預けてきた時点でもうアウトだった



気づいた時にはめいの唇にキスしてた



何やってんだ、俺...



後悔してももう遅い



完全に傷ついているめいの顔を見て心が痛む



「ごめん...」



それしか言えない俺が情けない




『い、良いよ別に!あれだよね、魔が差したってやつだね!うん!こっちこそごめん!』


『そろそろ戻ろっか!みんな待ってるだろうし!』



「あぁ...」



何も言えなかった



「違う。したかったからしたんだ。」って言えない




言えるわけがない




素直で優しいめいはきっと困った顔する



そんな顔をさせたいんじゃない





ごめん、ごめんな




先を歩くめいへ





「さよなら」

子供かよ!!→←作者より



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作者名:かぐや | 作成日時:2017年9月22日 17時

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