検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:14,249 hit

やばいやばい ページ19

シン...とした部屋の中に私の声がやけに響く


やばいやばいやばいやばい


これ絶対怒られるやつうううううう


おそるおそる裕也の顔を見ると



呆れたような、そんな顔をしていた


お?もしかしてこれ怒ってないやつじゃ...



と、ここで気を抜いたのがいけなかった



『いやー、まだ今日の話だし、そんな慌てなくてもいいかなって...「ばか!!!」...はい』



「お前はそうやって変に落ち着いているとこがいい所だと思うけど!流石にそれはだめだ!!!ちゃんと決めろ!」


『はいぃ...』


鬼だぁぁぁああああああ!



お、怒られた...


でもさしょーがないじゃん!突然退学とかまじ聞いてねーし!!


あー!なんか腹たってきた!小野寺調子乗んなよーー!!!!


ひとりでプンプン怒っているうちに裕也はテキパキと片付けを進める



なんでそんなに手際よくできるのか意味がわからない



「お前も早くしろよ。学校調べなきゃなんねーだろ」



鬼のような形相をしたままそう言う裕也に怒りをぶつけることはできず



『はい...』



としか言えなかった

すっくね!!→←散らかしすぎ 裕也side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かぐや | 作成日時:2017年9月22日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。