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いつの間にか 御幸side ページ13
御幸side
あれから亮さんは呆然としている俺を置いて風のように去っていった
結局用件はそれだけだったらしい
めいが、いなくなる...?
なんで?いつ?どこへ?
頭の中を疑問符が駆け巡る
今は授業中だけど、正直頭に全く入ってこない
集中しないと、とは思うんだけどな
気づいたらいつの間にか考えてんだ
俺は本当にめいのことが好きなのか?
わかんねぇ...
「...き、みゆき、」
「御幸!!!!」
「え」
「え、じゃねーよ!当てられてんぞ!」
「あ、はい」
最悪だ...しかもこんな時に限って先生は...
「俺の授業で気を抜かすなんて、随分と余裕なんだな御幸」
「か、監督...」
「じゃあここの問題全部答えてもらおうか」
くっそ...ついてねぇ
問題すら読んでないのに答えられるわけねぇだろ
とりあえず前で笑いをこらえている倉持を蹴っといた
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作者名:かぐや | 作成日時:2017年9月22日 17時