異変の始まり ページ6
ー数日後、剣咬の虎(セイバートゥース)のギルドにてー
ー視点無しー
ティアレス「ユキノ、おはよう」
ユキノ「おはようございます」
ティアレス「ユキノ、久しぶりにライブラに会いたいから呼んでくれる?」
ユキノ「解りました。開け。『天秤宮の扉』ライブラ!」
しかしライブラは出てこなかった。
ユキノ「あれ、なんで?」
ティアレス「ビスケスでもう1回やってみたら?」
ユキノ「はい。開け。『双魚宮の扉』ビスケス!」
ビスケスも出てこなかった。
ユキノ「何で・・・出てこないんでしょう」
ティアレス「やっぱり・・・最近の異常気象と繋りがあるのかも」
ユキノ「異常気象?」
ティアレス「最近、評議院を通して、各地のギルドに異常気象に関連する依頼が大量に来てるんだよ。昨日ジュラから連絡があってそう聞いた」
スティング「その異常気象って何だよ?」
ティアレス「例えば、海の魚が何匹も砂浜に打ち上げられてたり、雨がふらなかったり、雷が異常に発生したり・・・とかね」
ローグ「確かにそれは異常だ」
ティアレス「だから私・・・思い当たる事件に関する古文書を読み直したんだ。そしたら」
ユキノ「何か解ったんですか?」
ティアレス「うん・・・エクリプスが関係していたんだよ」
ユキノ「教えて下さい」
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作者名:クルア・ユークリフ | 作成日時:2021年8月25日 2時