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ティアレスとセイラ ページ24

グレイ「ありがとうな、ティアレス」
ティアレス「どういたしまして。じゃあ私、他の皆を探しに行くね」
グレイ「おう」
ー数分後、とある所にてー
ー視点無しー
ティアレス「さて、他の皆は何処に居るのかなぁ。九鬼門の奴らも倒さないと」
そんな事を言いながらティアレスがゆっくり歩いていると、セイラが現れた。
セイラ「貴女がティアレスさんですね?」
ティアレス「そうです。貴女は・・・涼月天セイラですね?」
セイラ「そうです」
ティアレス「なにか用ですか?」
セイラ「貴女・・・ゼレフ卿と会った事がありますよね?」
ティアレス「・・・あります」
セイラ「どんな方でした?」
ティアレス「黒髪の青年でした」
セイラ「そうですか・・・貴女はきっと、ゼレフ卿に魅入られたのですね」
ティアレス「そうですかね?」
セイラ「そして、そんなティアレスさんの力・・・見せていただきます」
ティアレス「私と戦うつもりで?」
セイラ「ええ・・・戦うのは私ではありませんが」
ティアレス「じゃあ誰?」
セイラ「私達のマスターと・・・」
ティアレス「冥府の門(タルタロス)のマスターってマルド・ギールさんの事?」
セイラ「マルド・ギール様は副官です」
ティアレス「え?じゃあ誰ですか?」
セイラ「ナツ・ドラグニル様です」
ティアレス「なるほど、ナツか・・・んん?」

ティアレス、ナツに真実を伝える→←父親へのせめてもの情け



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作者名:クルア・ユークリフ | 作成日時:2021年8月25日 2時

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