【フェアリーテイル】可愛い水竜と不器用な雷竜第２章

ユキノとティアレス ページ12

ーその夜、剣咬の虎(セイバートゥース)の宿にてー
ー視点無しー
ジエンマ「ユキノよ・・・言いたい事は解るな？」
ユキノ「はい、マスター」
ティアレス「ユキノ・・・」
ジエンマ「服を脱げ。全てだ」
そしてユキノは服を脱いだ。
ジエンマ「ギルドの紋章を消せ」
するとユキノのギルドの紋章が消えて、ユキノは土下座した。
ユキノ「今までお世話になりました」
そしてユキノは宿を出ていった。
ティアレス「ユキノ！待って！」
そしてティアレスはユキノの服を持ってこっそり宿を出た。
ークロッカスにてー
ー視点無しー
ティアレス「ユキノ・・・」
ユキノ「ティアレス様・・・」
ティアレス「服、さすがに着ないと寒いよ」
ユキノ「・・・!ありがとうございます」
ティアレス「ユキノ、私に出来る事は、アドバイスやサポートだけ。だからアドバイス」
ユキノ「？」`
ティアレス「妖精の尻尾(フェアリーテイル)の人達の宿に行けば良いよ。きっと助けてくれるから」
ユキノ「・・・はい。ありがとうございます」
そしてユキノは歩いて行った。
ティアレス「・・・(私に・・・もっと力があったのなら、ユキノを助けれたのに)」
そう思いながらティアレスはクロッカスの町を暫く散歩した。

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