この命枯れるまで… (ページ19)

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＊【大神晃牙side】ページ19

大神「……」

蓮巳「……」

『あ、あの！私らも帰りましょうか』

蓮巳「そうだな」

大神「…なぁ本当に死ぬのか？

俺はずっと朔間先輩に憧れて

先輩がいなくなったら俺は何を目指せばいいんだよ」

『晃牙くん…』

蓮巳「大神、辛いのは分かる、俺も同じだ」

『私だって…』

大神「わりぃ…」

『謝んないでよ！誰も悪くないもん！』

蓮巳「もう遅いし何か食べて帰るか、奢ってやる」

『え、じゃあ回らないおすs

蓮巳「よし、Aは自腹だな」

冗談です！！』

蓮巳「大神、何か食べたいものはあるか？」

大神「…生ハム」

『なんで！？」

大神「あいつの好物…生ハムだろ」

蓮巳「任せろいい店がある

生ハムのクリームパスタが有名な店だ」

『蓮巳先輩から洋食が出てくるとは…

それにパスタって高いんじゃ…』

蓮巳「学生でも行きやすい値段だ

だから安心しろ」

『じゃあ行きましょう！晃牙くん行こう！』

大神「…おう」

なんであいつなんだよ…

俺が変われたら…

俺が助けられたら……

＿俺に出来ることってねぇのかよ