【探偵チームKZ事件ノート】孤独な探偵は知っている

完璧少年と可愛すぎる紅一点 ページ34

わたしはその不思議な気持ちのまま学校へ行った


生徒1「Aちゃん、おはよう！！」


「ん、はよ。」


生徒2「おっはよ〜！！」


「はよー。」


生徒3「おはようさん！！」


「んー。」


こいつらはなんで朝からこんなに元気なんだよ


朝は弱いなぁ、わたし


どっちかって言うと夜行性


調査してるときはいつも夜にいいアイデアとかが浮かんでくる


朝には弱いけど、ランニングはしてる


朝5:00起きだよ、毎日


つらいけど、探偵のために頑張ってる


今日も起きた


昨日は夜の3:00に寝たから、睡眠時間は2時間だね


2時間はまだいい方


悪くしたら寝れないときがあるからね


でも、起きてられるよ


もう慣れたから


美「A！」


あー、美門も朝強いタイプね


その力、分けてくれｗ


美「お前、警視庁まで行ったんだってね。すごすぎ。」


そういって、微笑む


あ、それ言うためだけに来たの？


美貌の美門がそんなことのために来るなんておかしくね？


「美門〜。今日秀明ゼミナールに行くことになってるんだけど。」


そういうと、美門はうなずいた


美「ん、俺ＨＺだけど急いでいくよ。」


へぇ〜、ＨＺって、ハイスペックのことだよね


あそこから秀明までダッシュか・・・


つら


美門ならいけると思うけど


学校のうわさによれば、美門はなんでもできる完璧少年なんだって


つまりパーフェクトボーイらしい


そんな人なんて聞いたことも見たこともない


そんなパーフェクトボーイがこのクラスにいるって不思議な感覚


今回の事件、引き受けてよかったかも


こんな秀才チームに出会えたから


幸運かもね


美「じゃ、また秀明で。」


美門はそういってどこかへ去っていった


イケメンかよ、このヤロウ


そう思いながらアーヤの席に向かった


「アーヤ。」


アーヤは肩をビクッと震わせ、こっちを見た


彩「あ、なーんだ、Aちゃんか。ビックリした〜。」


ん、可愛い


チームの紅一点でこんな可愛いのって、ありかよ


しかもチームの男子はイケメンぞろい


アンド、頭いい


よく考えたらヤバいんだね、ＫＺって


すごいなぁ・・・


「アーヤ、今日秀明でＫＺの会議でしょ。」


そういうとアーヤは満面の笑みで言った


彩「そうだよ。みんなで解決できるように頑張ろうね。」


ズッキューンッ！！


ヤバい


今の笑顔、心臓に刺さった

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