【探偵チームKZ事件ノート】孤独な探偵は知っている

日本警察は冷たい ページ25

さて、警察署へ着いたんだが・・・


ってか警察署じゃなくて警視庁だわｗｗ


日本に来たときにいつもお世話になってる刑事さんがいるんだよな


いやいや、世話になってねぇわ


警察にはいいイメージないからマジ心配


覚悟を決めていかなきゃいけない


つらー


若武なに考えてんのか


ストレス全開、マジヤベェ・・・


・・・っしゃ、行くか


「すみません、中村刑事と面会したいのですが。」


受付「では、こちらの書類にお書きください。」


自分の名前、何をしに来たのかなどを記入する


「お願いします。」


受付「では少々お待ちください。」


受付冷て


全然笑わねーじゃん


ひどくね


しばらくして受付がわたしの名前を呼んだ


受付「Aさん、面会可能だそうです。7階の休憩室までどうぞ。」


「ありがとうございます。」


そう言って階段を上る


エレベーターは使わない主義


体力向上のためにね


階段がなかったらあきらめるけど


階段で7階まで行き、休憩室を探す


「あった。」


休憩室のドアをノックする


ｺﾝｺﾝ 「すみません、Aです。中村刑事いらっしゃいますか。」


中「どうぞ、入って。」


「失礼します。」


さて、今からなんと言われるかねぇ・・・


中「今日は何の用事？ 宝石盗難事件についてかな？」


「そうです。ある限りの情報がほしいんです。」


中「そう言われてもこれは捜査だからねぇ。」


「わたしも捜査をしているんです。ご協力願います。」


中「でも君、中学生でしょ。さすがに教えられないよ。」


「では、フランスに帰ってもよろしいのですか。あなたたちの捜査に協力しているのはわたしですよ。」


中「うーん、でもねぇ・・・。」


このクッソ野郎


こんなに言ってるのにきかねぇって意味分からんわ


腹立つ〜


日本国憲法の基本的人権の尊重読んだことないのかよ


うぜぇ、マジで


「仕方ありません、わたしはフランスへ帰ります。」


これを言ったら・・・


中「お、おいおい、ちょっと待ってくれよ。」


ほぉら


じゃ、これでどうよ


「では、情報提供願います。しなかったら帰りますんで。で、フランスの警察にも言っときます。日本の警察は情報を提供してくれません。これから探偵を日本に行かすのはやめた方がいいと思いますよ、と。」


中村刑事の顔が曇る


中「うーん、仕方ないな。上司には言わないでくれよ。」


「約束します。」


はい、オチたｗｗ

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