ドS６人が鬱陶しい件について５

#story 5-32 ページ32

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見ず知らずの男なら百歩譲れたものの………………
………知ってるやつに………奪われた。



さ)お前なぁっ！！俺がせっかくこの男をどかしてやったってのによぉ…っ！！



『……』



さ)なに膨れてんの？



『……アイス』




さ)それ膨れたいの俺なんだけど



『……っ、あ"ぁ"あぁ〜〜〜……アイスぅ…』



悲しさのあまり、さとみに付いたアイスに近寄り、残酷な気持ちに浸っていた



男1)おっ、おいっ！！お前なんd_『なんだよはコッチの台詞だよ』キッ



無性に腹が立ったのでキツく睨んでやった



男2)へ、へぇ〜、睨んだ顔も結構かわi_さ)見てんじゃねぇよ_グッ



『わっ…』



後頭部を引き寄せられ、さとみの胸にダイブ


え、ちょっと待って今飛び込んだら…


………………………………………………………ﾍﾞﾁｬｯ



『……』



さ)…あ。



男12)あ…っ…に、逃よ…_タッタッター



あ、待って？……キモいかも知んないけど、めっちゃ美味い。


少し離れて、自分の顔にべったり付いたアイスを舐めた



『うんま』ペロッ



さ)え〜…なんかヤラシ_ドンッ_のわっ！？



子供)あっ、ご、ごめんなさ…っ



あ、可愛い女の子。


え、本当に可愛い。お人形じゃん。



『こっち行くぞ』



こんな子に、これ以上こんな男を触らせるわけにはいかない



さ)ちょっ、まっ……はぁ…お風呂入り直してこようかな…



ここは旅館の少し入り組んだ廊下


そこの端っこ辺りまで来て、そんなことを言うさとみ



『それなら私も入りたいんだけど…あー、でも上せそうなんだよなぁ…』



なんて話しながら自分の顔についた抹茶を少し舐める


汚いけど美味いんだなぁこれが



さ)…じゃ、俺の、食べても良いよ？



『あ？』



さ)俺に付いたアイス。食べても良いよって言ったの



『…は？』



なに言ってんのこいつ。


流石にそこまで常識は外れてない



さ)あーwそっかそっかwA子供だからそんな事したら恥ずかしいかw



カチンッ『はっ！？』



いやいやいやいや、は？


なんで私が煽られるの？


売りましたか？喧嘩。


買いますよ？高値で買わせていただきましょう。



『まじで、そんなん言ってられんのも今のうちだからな？』



片手でさとみの首に、もう片手で肩を持ち、背伸びをして引き寄せた



さ)っへ、？



予想してなかったのか、そんな素っ頓狂な声を出した


ばーかwもう辞めてあげないよーだw



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