こちら、あんさんぶる保育所ですっ！

みずあそびのじかん（ばるきゅりーとすいっちのばあい） ページ19

空き教室に移動して、着替えの様子を見ることに。

わたしはすいっちのほうをお手伝いしながら様子を見る。

みんなは結構楽だった。

宙くんは1人で黙々と着替えてたし、(めっちゃ可愛かった)

夏目くんはボタンつけるのを手伝っただけで終わったし、(意外と出来る子)

つむぎくんはおっとりしてるから、周りの子よりは遅かったけどちゃんと着替えられてたし。
(微笑ましかった。)

皆をクラスに戻すと、昼寝の寝かしつけを終わらした仁兎先輩がいた。

な「お、今日はここが水遊びたったのかー？お疲れ様だなっ」

あ「おつかれさまです」

とりあえず3人を仁兎先輩に預けてまた空き教室にもどる。

……やっぱり。苦戦してるだろうな。とは思っていたけど…。

Aちゃんは着替えの時に大人しくしてられないタイプらしい。

宗先輩は、みかくんのボタンを手伝いながら、Aちゃんの着替えを手伝っていた。

あ「大丈夫ですか。みかくんは私がやっておくので…」

宗「……お言葉に甘えるのだよ。」

その間もAちゃんは、上半身裸のまま宗先輩の鼻を触りながら

貴「せんせ、はな！」

と、楽しそうにケラケラ笑っていた。

あ「みかくん、お手伝いしてあげるね。」

み「えんちょうせんせい、おおきにー？」

可愛い。一緒にボタンを止めて、仁兎先輩に預ける。

既にすいっちの３人は寝たようだ。

助かる。

貴「そでー！」

宗「ちゃんと通すのだよ…」

…何とかなりそうかな。

着替え終わった頃には先輩は相当疲れていたけど…

貴「せんせ、ありがとぉー」

あ、可愛い。

宗先輩はちょっと照れたような顔になって頭を撫でていた。

……よし、どうなる事かと思っていたけどばるきゅりーとすいっちのみずあそび終了。



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