逃げて追って、その先は【あんスタ】 (ページ21)

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116.午後の部、最初はページ21

三「さぁさぁ皆さん、休憩は満喫できたかな!?」

ひ「午後の部が始まるよー!じゃんじゃん楽しんでいってねー!!」

ゆ「それじゃあ午後の部1番手はこのユニット!!」

「「「switchだ!!!」」」

午後の部初っ端から司会の3人はハイテンションで。

3人が息を揃えてユニット名を言えば、湧き上がる歓声。

……夏目君と春川君のユニットかぁ。

モジャはともかく、あの2人はすこぶる可愛いし、いい子だからなぁ。

これはしっかりと目に焼き付けなければ!!

相変わらずの最前列で私はそんな事を思いながら、ステージを見るのであった。

春「HaHa～皆楽しんでますか～??」

青「皆さん元気ですかー?あ、俺達はもちろん元気ですよー!」

夏「今から皆に魔法を見せてあげるヨ。楽しんでいってネ」

ステージが一瞬、ボフンと音を立てて煙に包まれたかと思ったら、いつの間にかswitchの3人はそこに立っていて。

『すっげぇ……』

なんて思わず声に出していた。

……せっかくここに来ているんだ。別に私がここに来ている事がバレたって、モジャ以外には問題ないし←

うん。やっぱこういうのは、他のファン達に倣った方がいいな。よし。

『switch格好良い～!!!』

叫ぶファンに紛れて私もそう言って。

別段おかしな内容ではないのだから、これくらいいいだろう。