268.圧巻ステージのその先 ページ36
no-side
それからもどんどんステージは進み、彼ら観客達も大いに盛り上がっていた。
そして、今までとは圧倒的に違う曲調。それが流れた瞬間、この場の雰囲気が変わった。
現れたのは、1年前までトップに近いと言われていた、5人の天才。そしてセリエだったのだ。
息の合った踊りと歌。正に圧巻。
これには皆、驚きしかなかった。
氷｢逆先がいないと思っていたら、まさかステージにいるとはな…｣
明｢夏目ばっかりセリリンと一緒にいれてずるいなぁ!｣
あ｢セリエさん素敵……｣
遊｢そうだね…｣
セリエ信者は言わずもがな、この場にいる者全員、飲み込まれていったのだ。
凛｢……｣
それはもちろん、赤目の彼も例外ではなかった。
彼はただ呆然と、その瞳を大きく見開いて、ステージを見つめていた。
ｰｰｰ
それから、５分強の曲が終わりを告げる。
今日一番と言っても過言ではない、大きな声援と共に、五奇人の彼らはステージからはけていく。
観客達もこれで演目は終了なのだろうと、そう思っていたが。
だか、歌い終わったはずのセリエだけは、何故かその場から動かずマイクを持ったままそこにいた。
彼女は1つ、大きく深呼吸をして、そうして口を開くのだった。
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日和 - 最後まで読みました！もうすっごい素敵でした！番外編も読みたいです！待ってます！ (2020年2月4日 9時) (
レス) id: 972516cad5 (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 日和さん» ありがとです！物語ももうクライマックス、最後までお楽しみ下さい♪ (2020年1月29日 18時) (レス) id: c69e9f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
日和 - すごく面白いです！続きがとても楽しみです！ (2020年1月29日 14時) (レス) id: 972516cad5 (このIDを非表示/違反報告)
松並ゆの(プロフ) - 白雪さん» コメントありがとです!時間はかかりますが、ちゃんと更新しますのでもう少しお待ちください…♪ (2019年11月6日 22時) (レス) id: 5fc703e917 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2019年11月5日 0時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松並ゆの | 作成日時：2019年3月8日 23時
