俺らの妹は大罪人 【おそ松さん×七つの大罪】

人は....... ページ44

A『人は.......いつか死ぬんです』



私は、この手でたくさんの人を殺した



それでも...皆、最後は殺されると分かっても


覚悟を決めたような顔をしていた



中には、ありがとうと言う人もいた


貴方は言ったよね


“私の事は忘れて...

貴方を想うこの気持ちは....忘れないで”



A『でも...その想いを誰かが守り続ける限り


想いは死なないんです



想いを守ると決めたら、どれだけ血を流そうと


どれだけ涙を流そうと





貫き通します！！』



そうでしょう？私は忘れてないよ



・









・









・







リズ





A『...それが騎士なのです』



エリザベス「......」



私は、手を差し出した



A『行きましょう....ね？(ﾆｺｯ』



エリザベス「....はいっ！！！」



ホーク「おうっ！！」



エリザベス「私は、騎士じゃありません



でも、私も王国と人々を守るために戦い続けます


たとえ、A様が死んでしまったとしても」




A『ふふっ....殺さないでくださいよ？』



エリザベス「すっ....すみませんっ！」



ホーク「エリザベスちゃん！

俺が死んだら？俺が死んだら？」



エリザベス「あ...えーと、がんばるね？」


ホーク「エリザベスちゃん、その対応の差は

あんまりだぜ！！」


エリザベス「ご...ごめんなさい、ホークちゃん！」





何があっても誰も死なせない



そのためには私がパワーアップしなくちゃいけない





おそ松達の戦いも、あと少し









誰にも....怪我はさせない



ﾄﾞﾝｯ



エリザベス「！！」

ホーク「敵襲か！？」



私は咄嗟に、エリザベス様とホークの前に立った



A『ディアンヌとメリオダス？』


あれ、でもなにかが違う


A『.......？こんなところでどうしたの？』



ディアンヌ「.......A？



A！！？


ちょっ！まだ寝てなきゃダメだよ！？

も〜、何やってんの！？」
　

メリオダス「大丈夫なのか？」



A『私の事より、貴方達こそ大丈夫？』



ディアンヌ「大丈夫って...ボクが？」


メリオダス「？」


ホーク「てめぇら、ダルマリーで虫をぶっ潰して

バステ監獄に突進していったんじゃねーのか！？」



ディアンヌ「そうだっけ？」


メリオダス「覚えがねーな」



エリザベス「ディアンヌ様、メリオダス様...？」


ホーク「本当に大丈夫かよ」



A『あの方のお出迎え...かしら』

.......大丈夫、なの→←助けます

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