【あんスタ】気づいてくれるかな【月永レオ】 (ページ6)

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思いが5つページ6

Aside

貴｢カプチーノどうすればいいと思う？｣

昼休み

ただ何も思わず裏庭に行けば

猫を見つけ名前をつける

そして､木下に座ると

カプチーノが私の太腿の上でくつろぐ

なんだかレオくんみたい

私はカプチーノを撫でながら

カプチーノに恋愛相談を始める

貴｢好きだけど､伝えられないんだよぉ〜｣

ダメだねぇ〜？

なんて小さな子供に

話し掛ける様な口調で言う｡

貴｢あれ？｣

ふとカプチーノの手を見てみると

古い傷跡を見つける

貴｢お前どうしたの？｣

なんて尋ねるが答えは返って来ない

私はカプチーノの傷跡を撫でる

すると､

貴｢あ｣

するり､と私の腕からカプチーノは抜ける

本当にレオくんみたい

いつの間にか何処かに行ってしまう

なんて､レオくんのことばかり

考えていると

貴｢会いたくなっちゃった｣

そう言葉を零すと

月永｢誰にだ？｣

いつの間にかレオくんが

後ろにいた

しかもレオくんの腕には

作曲された紙ではなく

貴｢カプチーノ…｣

カプチーノがいた

月永｢誰に会いたいんだ？｣

そう首を傾げながら聞かれるが

貴｢…ん〜もう会えたからいいかな｣

そう､レオくんに言ったのだった｡