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高校の入学式の日は、雲1つない青空で少し風の強い日だった。

校舎の前にある桜が綺麗に咲いていた。

突然、風が強くなり、桜が勢いよく舞い上がる。

女子生徒の甲高い声も聞こえてくる。

パッと顔をあげると眼鏡をかけていて、ほんの少し面影を残し、身長がのびた彼がいた。

『まさかな。だいたいのメンバーは、稲実に行っただろうし、いるわけないだろうな。』

俊「A。代表あいさつだろ。先生に呼ば れてないのか?」

『……っあ、そうだった。ありがと。俊介。』

私は、急いで走りだした。

だから桜の木の前にいた彼のことなんて忘れていたんだ。

……入学式は、無事に終わりその日は、いつも通り四人でかえったのだ。

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作者名:かほ | 作成日時:2020年3月19日 14時

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