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だがいつまでも目を背けられるわけも無く、


私は鉛のように重い足を無理やり引きずり、再度彼の家を訪ねた


あんな奇人のような男が生まれるとは考えられないほど普通の家


何をどうしたらあんな奇人に育つのか、少々興味がないわけでもない


そんな普通の扉を叩き、しばらく待つ


結局、十分後に彼の可愛らしい妹が出てきた


彼女はビクビクと震えていたが、私が兄の彼女だとわかると、


ふっと肩の力を抜き安堵の表情を見せた






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作者名：アメトリン | 作者ホームページ：　  
作成日時：2017年5月28日 15時

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