【衣更真緒】告白失敗。【あんスタ】

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6限目が終わって、今日もやっと放課後。夢ノ咲で2回目の放課後だ。



「Aちゃん！！行くッスよー！！」


「うん！！高峯くんも行こ！！」


「うー…」



今から流星隊のレッスンを見学しに行く。
昼休憩に決まってから楽しみで楽しかったで仕方がなかった。

が、しかし。



「あ、佐藤さんちょっと」



担任の先生に呼び止められた。



「うえ、はい」


「佐藤さんに渡さなければいけない資料があって…
職員室まで来てくれませんか？」


「エッ」



___________今ですか。




「すみません、なるべく早く渡したいので」


「そう、ですか…」


「う〜みゅ…俺待っとくッスよ」


「えぇ！そんなの悪いよ！」



流星隊のレッスン。つまり鉄虎くんや高峯くんだけのレッスンじゃなくて、ユニットでの練習ということ。
全員が揃っているべきレッスンだ。



「そうだ、どこでレッスンするの？」


「第2練習室ってとこだけど
佐藤さん分かるの？」


「あ！わかる！昨日Trickstarが使ってたところだ！」



確かそうだったと思う。第1練習室、第2練習室と並んで部屋があった。



「よし、じゃあ後で私行くよ！」


「大丈夫ッスか？迷ったりとか…」


「大丈夫だよ〜、そこまで方向音痴じゃないもん」



職員室行ったらダッシュで向かおう。
最悪迷ったとしてもそこら辺にいる人に聞けばいいだけだし。



「ならいいッスけど…
じゃあ先行ってるッス」


「うん！頑張ってね！」


「行ってきまあす」


「あああ翠くん時間が！！」


「うわあ…走らなきゃ…めんどくさ…鬱だ…」


「ほら早く！」



2人は慌ただしく走っていった。




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