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どうも。朝から太宰さんと会話がかみ合ってなかった桜です
嗚呼、折角久し振りに中也に会えたというのに…
なんだかテンションが下がりつつ、探偵社へ向かう。
「あ、そういえば…ねぇ、桜。何であの蛞蝓の匂いがするんだい?」
『は?私から中也の匂いがする?この外套棺桶に入れるか…』
「会話が合っていないのだけれど。」
『ん?何か云った?』
くんくんと外套の匂いを嗅ぎながら云う。
「いや、何でもないよ。気にしないでくれ給え」
そう言って素晴らしい笑顔を見せながら私からコートをひったくる太宰さん。コート返せ
『どうでもいいけどその外套返せ!私はそれを棺桶に入れなければならないのだから』
「それは出来ないな、この外套は焼かなければいけない。もう寿命だよ」
『そんな馬鹿な。これ折角クリーニングに出したのに』
「え…?(困惑)」
というやりとりの間に外套は取り返した。さぁ、マフィア行こっかな
「今から探偵社に行くんじゃなかったのかい!?」
『いや、中也に会いたくなって。中也不足みたい。天使が足りないからってことでさらば』
「ポートマフィアなんかに行かせるわけがないだろう、君は私のものだ。ってことで着いたよ」
くそ、逃亡計画(今考えた)が…
_____
「ねぇ、桜。君は何で中也が好きなんだい?私からしたら考えられないよ」
意味が解らない、という目で見てくる太宰さん。
『それには深い深い訳があってね……』
と、ここで切らせてもらう!次回、桜ちゃん漸く過去を語る!の巻。
皆さん、お楽しみに!
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文豪 - マイエンジェル中也ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ (2019年6月4日 22時) (レス) id: 31faebb885 (このIDを非表示/違反報告)
霜月ありす(プロフ) - 通りすがりさん» ご指摘ありがとうございます!そうですよね、気付きませんでした。修正させていただきます! (2018年1月19日 21時) (レス) id: ffe872e589 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - あの、シリーズ通しての指摘事項なのですが、設定キーワードのとこの…「ドックス」じゃなくて正しくは「ドッグス」表記だと思いますよ。(^_^;) (2018年1月19日 5時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
霜月ありす(プロフ) - イーストさん» ありがとうございます!感動です…これからも頑張りますのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年1月1日 20時) (レス) id: ffe872e589 (このIDを非表示/違反報告)
イースト(プロフ) - すごい面白いです!(僕にも文章力わけてください!!)ってぐらい面白いです (2018年1月1日 1時) (レス) id: 52f7d8a17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霜月ありす | 作者ホームページ:
作成日時:2017年10月17日 18時