検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:14,855 hit

10:無理やり ページ10

夏場はよく太宰の部屋にいることが多かった。正直言うと嫌なんだけど、俺の部屋よりこの部屋は快適なのである。



部屋にはクーラーではなく扇風機。夏は暑いのである。けど太宰の部屋は俺の部屋と違ってクーラーがあり、マンガもたくさんあるのである。



「なぁー太宰。」

「なんだい中也、私は今勉強中なのだけど?」

「知ってるが。」

「なんなの一体…。」



嫌そうに鬱陶しそうにコチラを向いた。



「Aのこと。」

「Aのこと?どういうこと?」

「は?」




お前は何を言ってるの?と言いたげな顔だった。




「Aが何もないって言ってるならそうでしょ。あんまり執拗いと嫌がられるよ?」




そう言うと太宰は勉強に戻ってしまった。




「そーかよ。」




太宰がそう言うから何も言えなかった。






この時無理やりでも話を続けていれば良かった。

11:何度も→←9:なかった



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

レイ - 感動する…。 (2018年1月18日 18時) (レス) id: d71b59a5f8 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 学校…? (2018年1月16日 21時) (レス) id: d71b59a5f8 (このIDを非表示/違反報告)
- 実在する人物やキャラを扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグお外し下さい (2018年1月15日 20時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月15日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。