8:知らない ページ8
「はぁ…。」
あの日以来Aを見ることは無かった。やっぱり…Aに頼りすぎたかな…。
「A…。ゴメンよ…。」
だから別れないで…。
机にうつ伏せる。
いつの間にか寝ていたようで目が覚めたら窓から薄らと光が差していた。
「もう…朝か…。」
そう言えば任務が来ている…Aに伝えないと…。
執務室を出てAの元へ向かう。だがそこにはAがいなかった。
「アレ?Aは…。」
「太宰さん。」
「あぁ、芥川くんか。Aを知らないかい?」
「Aさん…ですか?太宰さん何言ってるんですか?Aさんは中期任務に行ってるじゃないですか。」
「は?どう言うことだい?」
私は知らないし、そんな任務指定していない。しかも上司である私が知らないなんて…。
「なんでそれを言わなかったんだい?芥川くん知ってたんだよね。」
「Aさんに…口止めされてました…。」
「Aが?」
「はい…。」
「もういい。」
執務室に戻る。
そしてまたいつの間にか寝ていた。
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世界のバカっこ!(プロフ) - 完結おめでとうございます!ママさんが亡くなってしまった辺りから大号泣で、子供ちゃんがママに会いに行って「見えたよ」の言葉でまた泣いて…絶対これ明日目腫れてます…。素晴らしい作品をありがとうございます!これからも頑張ってください! (2017年9月11日 1時) (レス) id: 391940a815 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - めっちゃ面白い…!更新頑張って下さい! (2017年9月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 654834ecb1 (このIDを非表示/違反報告)
HINATA - 続きが気になります。更新頑張って下さい! (2017年9月9日 13時) (レス) id: e9557cabd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年9月8日 0時