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桃城「先輩、先輩!もう俺のマッサージとストレッチはいいんで見ましょうよ!」
時間をかけて彼の左足を治していると
越前くんの試合を見たい彼が痺れを切らした。
『わかったわかった。もう行っていいよ』
桃城「よっしゃ!」
嬉しそうにベンチから立ち上がってコートの方へ。
私もタオルとボトルを回収して
コートの方へ。何やらすごい騒がしい
『今どうなってるの?』
乾「超ライジングでリターンエースを狙った越前に、その逆をついた亜久津から完璧にポイントを奪った。」
『…あぁ、亜久津は身体能力が凄いからね。本気でやればプロも夢じゃない。』
乾「にしても、驚いたな越前には。いったん左にとんだはずなのにノーステップで逆に移動できるものか?」
不二「どう思う?……手塚」
手塚「1本足のステップだから可能だったんだろう。」
乾「確かに通常の両足ステップでは一拍遅れて追いつける確率は極めて低い…」
不二「あれがあのステップ本来の使い方だったんだね」
ずっと、思っていたのだけれど
越前くんはもしかして…
サムライ南次郎の血縁者なのでは…?
越前「アンタ、いい踏み台になるよ」
亜久津「笑わせるな小僧が!!」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月15日 21時