曲者揃いのスリザリンはなんだかんだ楽しいらしい。

医務室 ページ38

「ん……」




次にアルバスが目を覚ますと、そこはマダム・ポンフリーのいる医務室だった。




横のベッドにはAとスコーピウスが眠っている。





アルバスは自分がどうやってここに来たのか覚えていない。





「スコーピウス…A…」



「アル…？」



Aがモソモソと体を起き上がらせる。



「いったた…」




アルバスは友人のその姿に少し心配になったが同時に安心した。




「大丈夫？A」


「ええ、平気よ…私ってよくあなたに心配されるのね」


「そうかな？起きてたの？｣


「ええ。少し前に」


「スコーピウスは？」


「ご覧の通り。まだぐっすりよ」





スコーピウスはすやすやと疲れきったように眠っている。




「ローブや制服はどうなった？」


「洗濯してるんじゃないかしら？誰かが着替えさせてくれたみたいだし」





アルバスとAが話しているとマダム・ポンフリーが現れる。





「目が覚めたのですね。あなた方の服があまりにも滅茶苦茶なものですから驚きましたよ｣



「ご、ごめんなさい」




ガチャッと扉が開いてネビル・ロングボトムが現れる。




ネビルは直ぐにアルバスたちのベッドに駆け寄る。




「私がちゃんと見ていなかったばかりに…」


「いえ、そんな…僕らがむやみに動き回るからで」


「先生、ごめんなさい」




Aとアルバスが謝罪したところでネビルは違う先生に呼ばれる。




そして入れ替わるようにミネルバが現れる。




「調子はいかがですか？」


「大丈夫です、スコーピウスはこの通り…｣


「そのようですね」


「ごめんなさい、私たち、出られなくなって…」





Aは口ごもってアルバスを見る。





「あの山の奥まで入ってしまったのですね」



「ああ、そうです！先生！」





すると、モソモソとスコーピウスが起き上がる。

蜘蛛の正体→←救いの手

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーパーソン

リリー・ルーナ・ポッター

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す