【歌い手】ライブやイベントに一切出演しない爆発的人気を誇る歌い手が逆ハー(乙女ゲー)を回避しそこねそうになる話

八十話 教える ページ39

『ぁあ！そこ違う！ぁぁだから、そうじゃなくて！ほら！危ないから下がって！！』

ま「あっでも！_____」


ﾄﾞﾀﾝｯ


『は』




________こうなるのは遡ること数十分前




『一緒に？』

ま「そう！僕一人暮らしだし、もうちょっと上手くなりたいなって！」

『いや、別に私とやらなくてもいいんじゃないんですか、それに″まだ″料理出来ないんですか？』

ま「ぁあ！痛いとこつかないで！とにかく、一緒にやろ、ね？」


___という説得により一緒にやることとなった


だがしかし、まだ冒頭には至らない



『何作るんですか』

ま「カレーライスっ！+｡:.ﾟヽ(*´ω`)ﾉﾟ.:｡+ﾟ」

『……小学生ですか』

ま「小学生でも作れる子いるの！？」

『ロールキャベツ、餃子、オムライス、カレーライス、ハヤシライス、シチュー、等など、小学生の頃にはもう出来ていましたね』

ま「それはAちゃんだからっ！；；」


………( -ω- `)ﾌｯ


_____ _____



『気を取り直して、まず野菜を切りましょう』

ま「野菜なら切ったことあるから大丈夫だよ！」

『当たり前ですからね』

ま「手厳しい…」


さて、私はほかのものを準備して_____



ま「あっ、」ｯｰ


『ちょ！大丈夫ですか！？』

ま「え、え！？大丈夫、擦り傷だから、」

『本当、危なっかし_____』


息の根が止まるかと思った


そしてついに冒頭に戻る



ﾄﾞﾀﾝｯ



『……は』


更に乙女ゲーを進行させてどうする



床ドンなんてものを。

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