【歌い手】ライブやイベントに一切出演しない爆発的人気を誇る歌い手が逆ハー(乙女ゲー)を回避しそこねそうになる話

四十六話 天使2人組降臨 ページ4

『眠い』

あれから何時間か曲作りに熱中して気づいたら夕方

あぁ、そろそろコンビニの時間か

家を出ると、何やら隣の部屋がとてつもなく騒がしい

防音室というのにどんだけ騒いでんだか

巻き込まれないうちにコンビニへ行くか


_____数分後


とりあえずコンビニに入る

「らっしゃいませぇー！」

店員さん今日元気だなぁ……

なんかいいことあったのかな


カット


必要なものだけ買って、自宅にもどる

そうか、隣を通らなければならないのか

『はぁ、本当なにしてんd「ちょ！！押さないでって！」』

ガンッ


痛い、地味に痛いやつ来た

う「あ！椿……じゃなくてAちゃん！」

いつからその名前知ったんですか、下の名前で呼ばれるのは慣れてもなければ寧ろ嫌いな方すぎて…

『やめてください、下の名前で呼ぶの』

ま「あれ、Aちゃん？」

『言ったそばから使わないでください！！』

_____ _____ _____


中に入ると、ゲーム機が散乱してた

見ただけでわかる騒がしさ

『珍しいですね、うらまふとは』

う「なんか、Aちゃんをたたき起こすんだーとか言ってドア叩いてたけどね」

ま「坂田くんは道連れです」

そらまふうらさかのやつの分け方だ

『ドンマイだね』

う「あ、この前スイーツ作ったんだって！？」

『え、あーはい』


キラキラと目線を感じるなぁ

照明がやけに明るいせいかな

ま「あ！僕も作って欲しいっていうか教えて！」

『え、え、材料は？』

2人とも指を指して冷蔵庫に行けと示した

お前らどんだけ料理しないんだよ…


パカッ


『……なんでこんなに食材あるの』

ま「そらるさん料理得意ですもん」

誇らしげに言うまふまふさん

う「あー俺も一回食べたことあるけど、そらる氏の料理はやばい！！」

″美味かったなぁ〜″なんて心躍らせているたぬきと堕天使がいた


それと、何故だか対抗心を抱いてる

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