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14。 ページ14
太陽が眩しい
それを初めて幸せと感じた
『おはようございます。今日はどうお過ごしになりすか？』
この声……どこかで……
“おはようございます智くん。今日はどこいくの？”
「翔………
あっ………おはようございます…」
うん、気のせいだ。
『どうかしました？』
「いや……起きたら枕元に居るんだもんびっくりしただけ」
気のせい。そう、気のせい。
会った事なんて無い
『そうですか。で、本題の今日は？』
寝ぼけ頭をボリボリかいて布団から起き上がる
「……散歩、行きたくなった」
『分かりました。お供しますね』
何だろうか、自分の中で忘れている記憶があるはずだ
多分彼を見て思ったことだ
何か俺は忘れてる
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