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拒絶 ページ16

どうして私の名前が出てくるのか?

そう、誰かが言った。

平坂さんはぴくりと体を上下させた。

皆、一斉に私を見る。

『…いや、見られても困るんですけど』

「あ、わりぃ」

といいながらチラチラと彼らは隙あらばこちらを見てくる。

だから意味ねえって!

「そ、そうだよ!なんでAちゃんの名前が出てくるの!?」

焦ったのか大声でさつきに言う平坂さん。

これでさつきが不利になればってか?


「確かに、それは不思議よねぇ」

そんな平坂さんに同意するように頷いたのは、ミィだった。

「!?…だよね!」

平坂さんも驚いていたが…いや、私も驚いた。

「だって、琴音ちゃんとAは"とくに親しげな訳じゃないのに"ね?」

「っ!そんなこと…!」

「親しかった赤司君たちならなんとなくはわかるけど…」

慰めるように平坂さんの肩を叩くミィだが、近くにいたせいか少しだけ聞こえた。

「ーーでも最近はハブられているようだけれどね」

「そっれは、アンタが…っ!」

キッと睨みつけるようにミィを見てる平坂さんを周りは凝視する。

それもそのはずなのかもしれない。

だって、彼らは平坂さんの本性を知らないから。

「私?なにが?」

「しらばっくれてんじゃねーよゴミの分際でっ!!!






……ぁっ、ちが…わた、し」

ハッとした表情で周りを見渡す平坂さんはその視線に段々と青ざめていく。

目の前の光景を信じられない困惑気味の人達の中にいる冷たい、避難や呆れや落胆の目。


平坂さんはバッと赤司たちの顔を見て助けを求める。

が、彼らは冷ややかな表情で言った。

「俺はもう君には騙されない、ここまで酷いものだとは知らなかったよ…


平坂琴音」





明らかな、拒絶。


言葉にならない絶望感が平坂さんを支配する中、ミィは小さく笑った。



**

お久しぶりですね、皆様。

作者のセイです。

久しぶりの更新!

ここまで遅くなったのは一応理由がありまして修学旅行があったんですよね〜


4日前くらいに。


東京楽しかったです、はい。

田舎者にとっては見るの初めてなものは結構あってワクドキでしたー!

高所恐怖症なのでスカイツリーは死ぬかと思いましたけど友人の腕をつかみなんとか帰還した所存です

疲労がたまってたんでしょうね!(遊んだのに)

頭ぐわんぐわん!


占ツク更新やる気でなかっ⊂( ・∀・)彡ガッ☆`Д゚)


こんな作者でごめんなさい

これからも頑張ります

ぁぁぁあぁぁぁあ→←疑問



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lkwisterven - 私夢主ちゃんはみぃちゃんのことお姉ちゃんっていうかと思ってた← (2019年10月5日 12時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - めっちゃ面白かったんやけど!終わりなのが勿体ないくらいに!楽しく読ませてもらいました! (2017年12月29日 23時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
セイ(プロフ) - ぽきぷりさん» ありがとうございます! (2016年10月25日 17時) (レス) id: 82a62008f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽきぷり(プロフ) - 大分遅れましたが、お疲れさまでした。とても面白かったです。 (2016年10月25日 2時) (レス) id: bb4ca612c0 (このIDを非表示/違反報告)
セイ(プロフ) - アプリコットさん» この作品にもアプリコットちゃんがwありがとう!頑張るね!w (2016年10月19日 19時) (レス) id: 82a62008f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セイ | 作成日時:2016年4月30日 22時

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