KZが兄弟！？

すっかり主婦だな 貴和視点 ページ6

今日の晩飯は何にしよう？

俺は、毎日これを考えている。

親が海外だからね。家事は、出来る奴がしないと。

翼「貴〜。暇？」

暇？と聞かれても

貴「今日の献立考えてた。」

すると翼は、吹き出して

翼「ブホォッ！もうすっかり主婦だな。」

そうかもな。買い物にも行かないと。

お金だけは、毎月送って来るから。しかも高額。

貴「スーパーに行かないと。先に家帰ってくれる？」

翼「了解！」

そして放課後になり下校時間になった。

えっとスーパーに行かないと。

レジのおばちゃん(朋花)「あら！貴君じゃない。いつも偉いわね！」

あぁ朋花さんね。

貴「朋花さん。久しぶりですね。」

買い物を済ませて、家に帰ると、

アーヤ が走って来た。ヤバイ、可愛い。

彩「貴兄、大変なの！今ね彦君が階段から滑って持ってたお酢が翼兄の顔にかかっちゃった！あ、でも彦君は、無事だよ！」

げ。それは、災難だな。臭いが・・・。

奥から翼の声が聞こえた。

翼「ちょい彦！？何してんの。」

ご愁傷様で。

貴「残念だったな。可愛い弟だ。許してやれ。」

しょうがないからな。彦は、まだ小1だし。

翼「それは、分かってるけど、シャワー浴びて来る。」

翼は、ダッシュでお風呂場に行った。

彦「翼兄大丈夫かな？」

心配してるな。そんなに大した事ないと思うけど・・・笑ってる？

え？彦が笑ってる。それもニヤッて。

はぁもしかしなくても翼がアーヤ に何かしたな。

貴「彦、アーヤ が取られそうになったからって、酢は、こぼすなよ。」

あとで、何したか聞くか。

ガチャ！

臣「俺様が帰って来たぞぉ〜！！」

典「誰が、俺様だ！普通に入れ。」

またか。今朝もしてたけど学校でもこうなのか。

貴「今朝アーヤ に言われたばっかりだろう。」

晩飯を作らないとな。

さっさとハンバーグを作った。

忍「あ、出来たんだ。みんな呼んでくる。」

俺は、サラダとハンバーグを皿に乗せてテーブルに置いた。

みんなゾロゾロと来た。

貴「いただきます。」

全員-貴「いただきまーす。」

育ち盛りだから食う量が半端ないほど多いんだよな。

彩「ねぇ、貴兄なんか私、食欲が無い。」

そう言われてアーヤ の顔を見るとほんのり赤い気がして、熱を測ってもらうと

39度あった。熱だな。

彩が熱！→←一緒に学校 和彦視点

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す