【あんスタ】君色に染まる。【短編集】 (ページ4)

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おひさまのしたで __ 【深海奏汰】 R ページ4

奏汰「 Aさん、すこしまえの『おはなし』をしましょう … ♪ 」

Aside

『 … はぁ。』

最悪だ。
今日はfineのプロデュースがあったのだが
レッスンメニューを作り忘れていたのだ。
いくら指摘してきたのが桃李君とはいえ気分が落ちた。
すみません、なんて言ってその場を後にして今は木の下で膝を抱え座っている。
いやそもそも作り忘れる自分が悪いんだけどね ?

?? 「おや、 Aさんじゃないですか。こんにちは。」

バシャバシャと聞こえる水の音の方に視線を遣る。

『深海せん … ぱい ? 』

どうやら中庭の噴水で水遊びをしていたのは深海先輩のようだった。

奏汰「 Aさん、げんきがないみたいです … 。いっしょに『ぷかぷか』しましょう … ♪ 」
『えっ、ちょ、うわ！？』

ドボン、と水の跳ねる音と服が水に浸かっていく感覚。
何時もならやめてください、なんて言葉を零すのに今日は嫌な気がしなかった。
水に心を洗われる気がしたからだ。

奏汰「ちあきがいっていました。うみはぼくたちの『おかあさん』です。なにかこまったことがあれば『みず』で『ぷかぷか』すればいいんです … ♪ 」

木漏れ日に当たりながら微笑む彼の言葉には何処か説得力があった。

『そう、ですね … 有り難う御座います。少し心が楽になりました、』

これが私達の昔の話。
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『懐かしいですね～』

奏汰「あのころのAさんはすごくおちこんでいましたからね … ♪ 」

『もう、今は一人前のプロデューサーですー！』

奏汰「そうですね、あれから Aさんはとっても『げんき』になりました … ♪ 『みず』のおかげですね … ♪ 」

『ふ、深海先輩のお陰でもあるんですけどね … ? 』

おひさまのした、二人の影が重なった。
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深海先輩とか発書き過ぎて不安 … 、

てかななみ逆に文才くれよ、('-') ｽﾝｯ

コメントリクエスト来ないかなぁ … 。

by 菜乃 .