薄桜鬼〜雪花ノ蝶 ｾｯｶﾉﾁｳ〜

弐拾四話　変化の風 ページ26

僕が問い詰めた平助によると、
理由を聞いても言わず寧ろ僕達幹部に
関わろうとしていないらしい。


それにこの一ヶ月ほとんど朝と昼は食べなくて、
夜に多少食べているだけで、こんなにも食べていないと何時倒れるか分からないくらいに
彼はほとんど食べていない。




平助「それと何かあいつを見ていると、
何か消えちまいそうで話せなかったんだ…」




沖田「平助がそんな所まで見ていたなんて、

医者にみてもらったら？(真顔」←




平助「はあ!?俺を何だと思ってたんだよ!!」




沖田「え？空気が読めなくて、子供で、小さくて、何か犬っぽいし、落ち着きが無いし、単純だし、後は…
原田「ま、まあ平助にも分かるくれぇにあいつはでけぇ荷物を持っているってこったろ;;(汗」

まあそう言う事だね」




あーあ、左之さんに邪魔された。まあいいや←




平助「……(゜Д゜)」←




…やっぱりおかしい

僕は彼を心配でもしているのかな？
そんな事絶対に無い筈なのに………

絶対に……




沖田side〜end〜
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

〜数日後〜

Aside


食事を断ってから数日、
毎日のように沖田が俺の部屋にくる

そして




A『……いい加減にしろ沖田』




沖田「え？何を？」




A『朝昼晩俺の刀を持っていくな』




沖田「だって君がご飯、食べないからでしょ？」




A『理由になっていない』




そうだ、沖田が食事の時に必ず来て俺の刀
(正式には月縁様の)を持って行ってしまう


それは食事を断った次の日の事

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


スパーン!!




A『……何の用だ』




沖田「はい、刀貰うよ？」




A『はぁ！？』




沖田「返して欲しかったら一緒にご飯を食べなよ」




A『断る』




沖田「じゃあ僕が貰うよ？この刀。

君ほどの腕ならこの刀、相当な価値があるんでしょ？」




A『その刀はそんな価値は無い。
返さないのなら奪い返すまでだ』




沖田「まあいいや。貰うよー」




A『はあ……(すみません、月縁様)』


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


まあその度に取り返しているが…




沖田「あーあ、また取られちゃった……」




と言い部屋を後にする




月縁《あの者は何がしたいんだ……ｲﾗｲﾗ》




A『……(汗』



そして一番の被害者は刀に宿る月縁だった←



おまけ


藤堂「空気が読めなくて、子供で、小さくて……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

そしてもう一人被害者↑

弐拾伍話　一筋の変化→←弐拾参話　揺れる風

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す