忍たま 愛され姫3

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ある日

五年い組の 久々知兵助 は、豆腐小僧と異名を持つほど、豆腐が大好きな少年である

食堂で自分が作ったお豆腐で料理を作っていると、
西園寺Aが食堂に入ってきた。

兵「おっ！Aおばちゃんなら、今は買い物に行ってしばらく戻らないよ」
『左様でございますか…。久々知様は、お豆腐をお作りしているのですか？』
兵「ああ、そうなんだ！」
『お見事ですね、ご自分でお豆腐を1からお作りするなんて…』
兵「まぁ、好きだからね笑……っあそうだもしよかったら、１つ出来上がったんだが食べてくれないか！」

そう言って豆腐を突き出してくる久々知兵助

『私は今お腹いっぱいですのでまt……』
兵「大丈夫だ！全部じゃなくて一口だけでもいいから！」
『っえっあ！また今度お味見させて頂きますので……』
兵「そう言わないで、っな！」
『心)どう致しましょう……私お豆腐がどうもお苦手で……久々知様には申し訳ないのですが…』
兵「一口でいいから……！」
『申し訳ございません！何方様か他の方のお所へまわってくれないでしょうか！』
兵「っあちょっと、何で逃げるんだ！……しょうがない食べてくれるまでこっちも走ってやるのだ！」

その頃Aは……

『ふぅ〜……久々知様には申し訳ないのですが、何とかお逃げすることは出来ましたか…』
竹「っおAじゃないか！」
『っあ竹谷様！』
竹「こんな所で何をしているんだ？」
『えっとー、お豆腐…ではなくて久々知様から逃げているところです』
竹「兵助から？」
『はい…』
竹「兵助がなにかしたか！？」
『いえ、そういう訳ではなく…なんとおっしゃったらよいのでしょうか……』
兵「Aー、どこに行ったんだー」
『っあ！！』
兵「一口だけでいいから俺の豆腐を食べてくれないかー」
『うぅ……』
兵「本当に一口だけでいいからー」
竹「？まさか豆腐嫌いなのか？」
『っえ？っあはい……どうもお豆腐がお食べ出来なくて…』
兵「っあAみっけ！！」
『っあ久々知様！』
兵「っあ待ってくれー！何で逃げるんだー！！」

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