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カフェテリアでの話(2) 〜アーヤside〜[34] ページ40

「私だけだよね…。」

私は、行けない。

「ごめん、行けない…。皆、楽しんできて。」

せめて笑顔で言いたい。

でもどうしよう、泣きそう…。

「インドで女子が私1人なんて心細いし、一緒に旅行しない?」

「一緒に行こうよ、アーヤ。」

「行くんだったら、皆一緒に行きたいんだ。」

「アーヤと一緒に行きたい。」

「お前だけ抜けるなんて…、嫌だ。」

皆が口々に説得しようとしてくれてるけど、でもね…。

ダメなんだ。

私は首を振った。

「私だって行きたいよ、皆と一緒に旅行したい!
でもね、行けないと思うから…。」

すると、アサの表情が変わった。

気付かなかった自分を悔やんでるみたいに…。

「ごめん、アーヤ。
中学生だけで海外旅行させるなんて普通の女の子の親は許してくれないよね…。
うちの親だって、普通だったらそう言うよ、今回が特別なだけで。」

やっぱり、分かったんだ。

「大丈夫…。うん、そういう事。」

私は頷いた。

「やっぱりそうだよね…。」

「そっか…。」

「そういう事か…。」

皆の表情が暗くなる。

しかし、黒木君は艶やかな瞳をこちらに向けた。

「そういう事なら、俺がアーヤのお母さんを説得しようか?」

「え?」

そんな事できるの!?

でも、黒木君ならできてしまう気がするのも事実。

「君と一緒に行きたいから、俺に説得させてくれない?お姫様。」

耳元でそう囁かれて、私は真っ赤に!

そんな事言われたの初めて…!

その様子を見た皆が騒いでる。

「ちょっと、アーヤが口説かれてるよっ!」

「おい黒木、ずりーぞ!」

「アーヤ、真っ赤になってる!」

なぜかアサも、ふらーっとしてるし。

大丈夫かな…。

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希緒 - 楠なーさん» ありがとandこれからも宜しくd(ゝ∀・*)ネッ☆ (2017年6月2日 18時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー - 希緒さん» りょーかいです!頑張れandこれからもよろしく( *´艸`) (2017年6月1日 11時) (レス) id: 7164bf1d64 (このIDを非表示/違反報告)
希緒 - 楠なーさん» ありがと(*´∀`*) でも、取り敢えず自分で頑張ってみよっかな お手上げになったら宜しくお願いします(笑) (2017年6月1日 0時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 続編の行き方教えましょうか? (2017年5月29日 0時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 希緒さん» 普通に尊敬するよー。だからコメントも評価もしたし。ありがとう! (2017年4月30日 22時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:希緒 | 作成日時:2015年10月18日 4時

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