ACT159.新入部員〜影山輝〜 ページ15
次の日、サッカー部に新たな入部希望者が現れた。
円堂「入部希望者？。」
？「はい、サッカー部に入りたいんです。」
円堂「名前は？。」
？「輝です。」
音無「輝君ね、名字は？、」
？「名字は・・・それは、あのぉ;;。」
さっきの元気な様子からしどろもどろになる男子。
影山「か、影山です、影山輝です！！。」
大きな声で言う影山と言う男子、音無の手元からバインダーが落ちる。
円堂達四人は額に汗を浮かべる。
円堂「影山！？;;。」
ヒナミ「もしかして;;。」
影山は肩をすぼめ申し訳なさそうに話した。
影山「影山零治は僕の叔父です。」
円堂と音無、ヒナミは鬼道を心配する。
鬼道の表情は柔らかかった。
浜野「ちゅーか影山零治って誰っすか？。」
天城「知らないド。」
咲凛「影山零治、かつて帝国が40年間無敗と言われた頃の総帥、鬼道コーチが中学生の頃の監督。雷門とは因縁の対決をしてきた。」
倉間「お前何でそんなこと知ってんだよ？。」
咲凛「お姉ちゃんが中学の頃帝国に通ってたときに色々調べてたのを聞かされてたり、ヒナミさんからだいたいのことを聞いたことがあるだけです。」
信助「でもすごいよ、詳しいことが分かるなんて。」
影山はさらに言われる。
鬼道「だがなぜ隠そうとした。」
影山「・・・それは、叔父が雷門サッカー部に色々とご迷惑をおかけしたと聞いています。だから名前を言うと入部は許されないと思って・・・。」
影山は下を向きながら話しを続ける。
影山「やっぱりダメでしたよね、えへへ・・・。じゃあお騒がせしました。」
影山は深く頭を下げドアに向かって歩き出す。
円堂「待て。」
円堂が呼び止めた。
円堂「影山輝、サッカーは好きか。」
影山「あっ・・・はい！！。」
少し間があったが元気よく返事をする。
円堂「だったら迷うことはない。」
鬼道「確かに影山零治が雷門サッカー部にしたことは許されることではない。だが本当は心からサッカーを愛していた。俺達と同じくらいにな。」
鬼道は優しく微笑む。
円堂「今日からお前も雷門サッカーの一員だ。」
影山「ありがとうございます。」
こうして雷門サッカー部に新入部員が増えた。
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春空 - あおいさん» ありがとうございます！！。そう言っていただいて嬉しいです！！。 (2021年11月14日 13時) (
レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 最初から最新話まで読ませていただきました！とても面白くてこの先どういうお話になっていくのかとても気になります！これからも更新頑張ってください！ (2021年11月13日 22時) (レス) @page40 id: fde09eb5f8 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - すみません (2021年11月6日 8時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - アサリさん» 更新停止をするなんて一言も言ってませんが；；。 (2021年11月6日 8時) (レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - 無理はしなくていいですけど更新停止はしないでください (2021年11月5日 19時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
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