【ワールドトリガー】空閑遊真の友人は近界では最強と言われていたブラックトリガーだった！！

トリガー起動３ ページ4

町を歩く





ひどい有様だ





崩壊した家




瓦礫の山




瓦礫の山の上に座っていると下から声がした




「A！！」




『遊真…！！』




下へと降りた



久しぶりに会えて嬉しさが込み上げてきた




それから、三門市の事も遊真の事もレプリカの事も聞いた




「会って早々悪いが本部の城戸さんがAに会いたいと言っているんだが」





なるほど、ブラックトリガーについてか近界民かそこら辺だろう




『まぁいいよ』




…さて、気を引き締めなければね




＿＿＿本部




その頃、城戸達はA級隊員を任務に回らせた




「失礼しまーす」




呑気な声で遊真がドアを開けた




「ご苦労だったな。で、隣にいるのが空閑、お前の仲間か？」



『…』



何こいつ、城戸って奴か？




「うん。そうだよ城戸さん」




すると城戸？がこちらを見た




「お前、名前は」




『………龍咲A』




私は正直、遊真以外の人に関わるのは好きではない




「そうか。龍咲。お前には幾つか質問したい事がある」



黙って聞く



「空閑から聞いた。お前は捕虜だったんだろ？それはいい。が、もう一つ。空閑がどうしても口を割らないのでな、お前はブラックトリガーを持っているか？」




やっぱりな、だけど渡す気なんてないが




『……持ってる。が、これは悪いが渡せない』




「その必要はない。だが、条件がある。ブラックトリガーを野放しには出来ない。だから、龍咲、お前にはボーダーに入ってもらう」




は？ボーダー？




『……断る。上下関係や命令に従う事は嫌いだ』




「……分かった。ならばお前には自由にしてもらっても構わないからボーダーに入れ」





本当に面倒くさい奴等だ




よくこんな所に遊真はいれるな




「A、ボーダーにはきっとお前と気があう奴がいるぞ。入ってみたらどうだ？」




下から見上げられた




正直、私は遊真を慕っていてこいつには甘い




『……遊真が言うなら…入ってやる』





こうして私はボーダーに入った、のか？




「改めて龍咲。お前にはS級隊員になってもらう」




S級？




「ボーダーには、A、B、C、と上から級に分けられている。ブラックトリガーとトリガーは桁違いの強さだからS級になるらしい」




なるほどな





まぁ、入ってやる

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