【ワールドトリガー】空閑遊真の友人は近界では最強と言われていたブラックトリガーだった！！

トリガー起動１２ ページ13

バタンとドアが閉まる








会議室は異様な空気だった








根付が驚愕の表情で呟いた








「彼女が天羽と対等にやり合っていただと？あの二人は普通のトリガーで戦っていた！天羽が手を抜いていたに違いない！！」









その言葉に忍田が否定した








「いいや、あの時の天羽は見た事もない位に生き生きとした表情で戦っていた。あの二人の動きは正直、目で追うので精一杯だった」









そこまでの評価をする忍田にNo.1攻撃手の太刀川が目を輝かせた








「あの天羽と互角にやり合ったんだろ？やりてーー！！」









No.２攻撃手の風間は冷静に









「黙れ太刀川。ところで城戸司令、あの二人は親しげでしたが一体どのような関係なんですか？」









「…あの二人には特例でチームを組んでいる」









「「「「「！！！？？？」」」」」









当真はへらへらした状態で









「Ｓ級のチームって最強じゃないすか！」









誰もがそう思った









「間違いなく、あの二人は過去最強のチームだと言える」









誰もが息を呑み込む









「奴はブラックトリガー使い、つまり強い」









太刀川はずっと目を輝かせていた









そんな隊長に、出水は呆れるのであった

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