子供扱い禁止！5【木村良平】〜完結〜

205 ページ10

.








良平「A〜、これは？」

貴方「それはそっちにお願いします！」

良平「ほーい」









良平さんに手伝って貰いながら私の家から持ってきた家具や荷物の荷解きをした
今日から本格的に同棲スタート！！








良平「えぐ達がお祝いに行ってもいいかだって」

貴方「もちろん！パーティしましょ！」

良平「ただの同棲だけどな〜？笑」









私にとっては重大なことです〜！
だってだってあの良平さんと同棲だよ？5歳の時からずっと好きだった人とようやく恋が実ってまさか同棲までするなんて…そりゃ祝われてもおかしくないよ！！

でも私と違って良平さんはいつもと変わらないな…









貴方「良平さんって誰かと同棲した事あるんですか？」

良平「ないよ？」

貴方「え！！！じゃあ私が初めての同棲相手ってことですか！？」

良平「そうなるな？」

貴方「嬉しい…！ついに良平さんから初めて貰った！！」









初恋も初カノもそういう行為も全部他の人に奪われちゃったけどやーっと良平さんから初めてを貰えた！
やばい。改めるとすっごく嬉しい！！









良平「俺結構Aに色んな初めてあげてるよ？」

貴方「えっ、例えばなんですか？」

良平「そうだな〜…こんなに嫉妬する程好きになったのもいつも余裕ないくらい毎日彼女の事考えるのも全部Aが初めてだよ」

貴方「…！」

良平「俺自分がこんなに独占欲強い奴だと思ってなかったもん笑」

貴方「…もう！良平さんはすぐそうやって私を喜ばせるんだから！」









そんなの言われたら私また泣いちゃうよ！
良平さんの何気ない言葉や行動に一喜一憂しちゃうんだから。









良平「今まで結婚とかよく分かんなかったけど初めてずっと一緒にいたいなって思ったのもAだから。だから同棲だって決意したんだよ」

貴方「良平さん…嬉しいです。私やっぱり良平さんが好きです、大好きです。あの時諦めなくて本当に良かった」

良平「俺も好きだよ」









爽やかに微笑む良平さんに微笑み返すと自然に唇が重なった









.

206※→←204

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す