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悪魔⇒33 ページ35

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「このあと、貴方は自分で自分を叩いた。…ねぇ、今ようやく気づいたんじゃない?私はいちっども貴方に手を下すようなことはしていない…。煽っただけよ。」


白百合が一歩後ずさる。
私は泣き腫らした目で、清々しく笑った。きっとそれは、今まで生きてきて初めて 悪女として本当の快感を得たからだろう。


「直接大事を引き寄せたのは貴方…。問題を起こした貴方は部活の評判が落ちる前に退部させられるかもしれないわね……。それに比べて、私は何もしていない。部活の評判を下げるわけでもない。言いたいこと、わかった?」


私はドアの方に目を向けた。そこに立っているのは私たち女生徒を優に超す身長の、監督。


「白百合さん。部室で少し、話があります」


突然の監督の登場に皆が驚いた顔で私を見る。
私は監督に向かって深々とお辞儀をし、白百合を横目で見ながら、言った。


「お疲れ様。」


白百合は呆然とした顔で突っ立っているが、それを許す監督ではない。監督は彼女の手を引いて、保健室から退席した。

残った私たちにはまた、沈黙が訪れた。

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月海(プロフ) - コア!さん» 有難うございます!!頑張りますね! (2017年3月9日 22時) (レス) id: 5a213bcdf5 (このIDを非表示/違反報告)
コア!(プロフ) - 面白すぎて早く続きが見たいです!更新頑張ってください!! (2017年3月9日 22時) (レス) id: b6fffdd136 (このIDを非表示/違反報告)
月海(プロフ) - 悠乃さん» 有難うございます。何度もデータが消えて心が折れそうですがこのような応援コメントで復活してなんとか頑張ります (2017年2月22日 0時) (レス) id: 5a213bcdf5 (このIDを非表示/違反報告)
悠乃(プロフ) - この作品好きです。これからも頑張ってください! (2017年2月22日 0時) (レス) id: 5b16345a15 (このIDを非表示/違反報告)
悠乃(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 黒バスのいろんな作品にそういうコメントされてますよね。見ている方もいい気しないのですが…。 (2017年2月22日 0時) (レス) id: 5b16345a15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作者ホームページ:h  
作成日時:2016年3月20日 11時

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