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墓穴 ページ28

A「きっと運命の人だったんだね」



私は本を閉じると胸に抱き俯いた



グレイはかなりモテる

ジュビアにも好かれて
この間の女の子にも……


よりどりみどりの中で勝てる気がしない



A「はぁ…………」



私は寝転がり星を見た



A「グレイはきっと花言葉なんか気づかないよね」



この間私が言った言葉



A『ねぇ私はアガパンサスが好きだよ』



A「気づいてくれたら言えるのにな……」



自分から言えば良いと思うけど
振られてしまうのが怖くて言えない


おじいちゃんの娘で
フェアリーテイルは私の家だから逃げ場は無い


それに振られたなんて知ったら
笑い者になってしまう……



だから………
グレイが告白してくれるのを私は待つ事にした



A「早く王子様が迎えにきますように……」



???「王子様?」



A「っ!!!!!!!」



人がいたと気づかず口に出すと声が聞こえ飛び起きた



グレイ「何してんだよこんな所で」



A「星見てた…………」



グレイ「Aって本当に星好きだよな」



A「大好きっ

キラキラしてて凄く美しいから………」



私は微笑んで空を見た



グレイ「さっき言ってた王子様って何だ?」



A「ああっ

好きな人が私に気づいて
迎えに来てくれますようにってお願いしてたの」



グレイ「願わなくてもすぐ来るだろ」



A「その人は多分気づいてないし
気づいた所で言ってこないと思う


それに………その人はルーシィが好きみたいだから」



グレイ「ルーシィが好き?

ナツか?」



A「ナツは絶対違う………」



グレイ「うーん……ロキとか」



A「違う

多分当てられないよ!」



グレイ「誰だよ」



A「教えない」



グレイ「ルーシィが好きって本人が言ったのか?」



A「ううん

ミラが…………
グレイってルーシィの事好きなんじゃないかって」



グレイ「は…………?」

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マナ - Runaさん» ありがとうございます! (3月28日 4時) (レス) id: b24121f132 (このIDを非表示/違反報告)
Runa(プロフ) - 今追加しました! (3月27日 22時) (レス) id: a203c46b4b (このIDを非表示/違反報告)
マナ - この作品の1〜3のフェアリーテイル作品は?どこでしょうか? (3月27日 21時) (レス) id: b24121f132 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Runa | 作成日時:2024年3月27日 17時

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