キセキの世代と甘い恋を

部活動 ページ21

斉藤side

今日も私の可愛い可愛い笑顔をキセキの世代の皆にお届けしなくてはね♪

瑠「赤司くぅん♡今日も部活ぅ頑張ってねぇ！瑠奈、応援してるぅ♡」ﾆｺ

赤「ありがとう。A、今日もよろしく頼む」

『はあ。まあ、とりあえず皆さん、部活頑張ってください』

青「おう！」

緑「言われなくても人事は尽くすのだよ」

赤「ああ。いってくる！」

紫「Aちん応援ありがと〜。頑張るから終わったらお菓子頂戴よね〜」

『はい。黒子さんも頑張ってくださいね』

黒「あっ、はい！」

何。何よあの子

奪われた。私が一年かけて作り上げた嘘の信頼で奪った座を

キセキの世代に囲まれるのは私のはずなのに

何で？あの子なんかより私の方が可愛いじゃない！

眼鏡なんてかけてないし、性格だって可愛く優しくしてる

なのに、なんで？許せない。許せないよ

だから私がもう一度あの座を奪うだけ

そして１ヶ月の信頼を蹴落とす。

貴方の１ヶ月の信頼と私の一年で作り上げた嘘の信頼。

どちらが上かなんて、私に決まってる

許さない。そこにいるべきなのは私。取り巻きをやとわなきゃ、ね？♪♪

『うわっ、どうしたんですか斉藤さん。顔が複雑に怖いですよ』

瑠「え！そんなこと、ないよぉ！」

お前のことどう潰すか考えてたらこんな顔になっただけだっつーの！

桃「Aちゃん！スポドリ作ってきてくれる？」

『あ、はい』

やっと向こうにいったわ

瑠「ねぇ、桃井。あんたアイツにいじめてること話してないわよね？」

桃「話してないよ！」

瑠「そう。ならいいわ。もし他の人に喋ったらあんたの家なんか潰すからね」

桃「え、そんな！」

瑠「言わなければいい話でしょう？まぁ、アイツもこれから散々潰すけど♪」

桃「……」

虹「休憩！」

『スポドリできましたよ』

桃「あっ、じゃあ配ろっか！」

『はい』

瑠「私が配るわ！」

ﾊﾞｯ

『あ、持っていかれちゃいました』

桃「ごめんね」

『なぜ桃井さんが謝ってるんですか』

桃「あっはは;w」

瑠「皆お疲れ様ぁ♪あ！はい、赤司くん！」

赤「ありがとう」

瑠「紫原くんのも！」

紫「ありがと〜。斉ちんが作ったの？」

瑠「うん！」

紫「え？絶対違うでしょ〜。だってこの味Aちんしかやってくれないやつだもーん」

えっ！やば！とうしよぉ

『私が作ったのを斉藤さんに渡していただいただけですよ』

瑠「そうそう！慣れでうんって言っちゃっただけぇ！」

紫「ふーん」

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