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story7 ページ7

紅茶部の活動場所であるガーデンテラスに近づくにつれて、綺麗な花が咲き乱れている

所々で足を止めてしまいそうになるも、奥に進めば、開けた場所にテーブルや椅子が並んでいて、室内の方には、既に部員であろう3人が集まっていた

「ごめんなさい、遅かったですか?」

「ふぁぁ、暇すぎて寝ちゃうかと思ったよ」

昨日と同様相変わらず眠そうな凛月くんに笑ってしまいそうになる

「先輩方、こちらの女性が新しい部員ですか?」

「そうだよ、創くん」

“創くん”と呼ばれた男の子は「わぁー!本当に嬉しいです。僕はRa*bitsの紫乃創です!よろしくお願いいたします!」とにこやかに自己紹介をしてくれるもんで、「体験入部だよ」と言うタイミングを失ってしまった

「まあ、立ち話もあれだし座って話そうか」

ソーサーから、アフタヌーンティーのセットをトレイにのせて、運ぶ会長さんに申し訳なくて、手伝いに向かえば「座って」と凛月くんに促されてしまった

「でも会長さんが…!」

「今日は僕が担当なんだし、君はあくまでもお客様だから、気にしないで寛ぐといい」

会長さんに言われてしまっては、座るしかない

「でも、本当に普通科の私がお邪魔していいんですか?」

「いいの、いいの、気にしたら敗けだよ〜」

既に美味しそうに食べはじめている凛月くんは、本当に幸せそうだ

「ん、Aちゃんも食べなよ」

取り分け用のお皿にスコーンやケーキを次々にのせてくれる凛月くん

「今日の紅茶は、アールグレイにしたよ
ミルクも良かったら使ってみるといい」

会長さんの用意してくれた紅茶は、本当に香りがよくて何だか落ち着いてしまう

「何だか久しぶりにゆっくりした気がします」

「そう、紅茶部は気ままに出来るから息抜きになるしね」

「みんなが集まれる日にしかしないから、負担は大分少ないと思いますよ?だからユニット練習に打ち込めます」

紫乃くんの言葉にそっか、彼らはただの生徒じゃなくてアイドルだから、部活に委員会だけじゃなくて練習とかライブとかもしてるんだ

「アイドルのお仕事だけでも大変そうなのに、部活とか委員会までこなすなんて凄い」

「バイトに“きょーだい”のお世話してるAちゃんも凄いと思うけど……」

「お互い大変だし、無理のないように活動することを約束する。だから、紅茶部に入部しないかい?」

私の家庭状況を知ってるこの部なら、安心かもと入部することに決めると、3人は嬉しそうに笑みを浮かべていた

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猫愛りあ - 凛月くんLOVE!!かっこいい!! (2月12日 22時) (レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ! (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきはな | 作成日時:2019年7月29日 12時

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