story28 ページ28
「とりあえず話を戻そうか
俺、 さっさと終わらせたいんだよねぇ
こういうめんどくさいの」
笑ってるのにいつもの凛月くんじゃなくてなんだかこわい
「そうだねぇ、とりあえず１枚目の写真からいくと来年の紅茶部って、部員足りなくて廃部になるんだよねぇ。
だからアイドルとか興味のないAちゃんを勧誘して部活に入ってもらっただけ
2枚目のバイクのやつ……ちょっと色々合って帰るの遅くなったからきょーだいのお迎え手伝っただけだよ
友だちだから助けるのは当たり前だよね？」
「それは……っ！でも別にこの子じゃなくても！」
「あんたでも良かったんじゃないかって？うん、そうだねぇ」
にこりと笑って、一歩一歩近づき彼女の髪を一房掬ったのをなぜか見てられなくて目を反らした
「それはないよ、みんなで作り上げたこの場所を自分勝手な思いでめちゃくちゃにするようなやつには何も期待しない」
「めちゃくちゃにするなんてそんなっ！」
「してないって？なら、これは？」
今度は誰もが凛月くんのスマホを睨み付けるように目を細めて見入った
「良い顔ばかり出来ると思ったら大間違いなんだから」
１つの装飾に手を掛けたと思ったら次々に引き裂かれる音が響いてく
隣には数人の男女が何かを見つけたようににやりと笑い、「ねえ、これもいいよね？」とユニット衣装にも手をかけ始めた
「まあ、途中で辞めたのは警備員が通りかかったからだけど」
「それもくまくん、狙ったでしょ？」
「うるさいよ、セッちゃん
さあ、どうする？この場をめちゃくちゃにした証拠出ちゃったけど。あんたの自作自演ってのも」
「そうよ。全て自作自演。だって、目障りだったんだもの」
開き直った彼女に誰もが唖然とした
「クラスで普段は意見を言わない。物静かで真面目で良い子ちゃんぶってて、なのに夏祭りの事になったら急にでしゃばってきてうざかったのよ」
「……っごめんなさい
でも私もクラスのみんなと一緒に何かしてみたかった
引っ込み思案でなかなか言い出せないそんな性格嫌だった
そんな時に凛月くんと会って言いたいこと言った方が良いって教えてくれたから
だから夏祭りからでも頑張ろうって……」
だんだん涙が浮かんで言葉に詰まり紗夜が優しく手を繋いでくれ、溢れそうに涙をぐっとこらえた
「でも前原さんを追い詰めるつもりなんてなかったの
本当にごめんなさいっ」
頭を下げる事し出来ないなんて情けない
私が前原さんを追い詰めたのに変わりはない
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猫愛りあ - 凛月くんLOVE！！かっこいい！！ (2月12日 22時) (
レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきはな | 作成日時：2019年7月29日 12時
