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「失礼します」
緊張気味に扉を開けば、隣でぷぷっと笑ったように聞こえ、振り返れば顔をそっぽに向けていた
「普通科の夏祭りへのライヴ出演依頼の書類をお持ちしました」
自然と突き刺さる視線に思わず、身体が固くなる
「ライヴの出演依頼？」
「英智、椚先生が先日言っていただろう」
金髪の男の人が顎に手を添え考えるなか、眼鏡の男の人が呆れて腕組みをしていた
「エッちゃん、とりあえずこれ書類ねぇ」
「え？ちょっと！」
私の持っていた書類をするりと奪い取り、ドサリと男の人たちの前に置いたかとおもえば、「あぁ、重かった。まーくん、肩もんで」と前髪をバレッタで止めている男の子に抱きつき始めた
「凛月くん、お手伝いありがと」
「別にぃ〜俺、エッちゃんに用事あったからそのついでだし？」
「凛月くん、まず君の用事は後で聞く事にしてもいいかい？」
「大丈夫〜ごゆっくり〜」
ひらひらと手を振り、“まーくん”の横の椅子に座り、あくびを一つしてうつらうつらし始めた
「さて、夏祭りのライヴ出演の件だったね。もちろん同じ学院な訳だし、それは構わないけど
後はユニット次第だね」
にこりと笑い、返答してくれる金髪の彼がこの学院の皇帝“天祥院英智”
皇帝の名にふさわしいくらいの風格に背筋が自然と伸びる
「だけど、どうしてこれを君が？」
「私のクラスの担任が担当みたいなんですけど、職員会議があったのと、ちょっと色々あって……」
「その色々って、なんだ」
言葉を濁す私に眼鏡の男の人が鋭く突っ込んでくる
「私が期限内に部活も委員会にも入らなかったので、罰というか、その代わりの手伝いというか」
「生徒会にくるのが罰って言うのか。会長に失礼だろ？庶民のくせにー」
今まで隣の執事のような男の人に抑えられていたのを振り払い、私を睨み付けた
「生徒会が嫌とかじゃなくて、この資料を一人で運ぶのはなかなか大変だし、かと言って往復するのも下心あるみたいでそれも嫌だったんですよ」
言葉に詰まった私を不思議そうに見ている生徒会と凛月くんとは別に会長が口を開いた
「そうか、君がAAさんか」
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猫愛りあ - 凛月くんLOVE！！かっこいい！！ (2月12日 22時) (
レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきはな | 作成日時：2019年7月29日 12時
