今でも大好きだよ

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野上「は！？え！？何！！？


仲直りしてすぐにヤったの！！？」


A「だっーーー！！違う！！


まあヤったけど違う！！！


私じゃなくて、友達のこと」


最後だけ小さい声で言うと


納得したらしい先生が頷いた


野上「友達ってことは、この学校の生徒よね？


鬼塚先生とかは知ってんの？」


A「今のところ知ってるのは私だけ」


野上「今何ヶ月なの？」


A「４」


野上「嫌なつわりが始まるぞ〜


後はお腹の痛みが酷くなる」


つわり……。


野上「食欲不振にはなるけど軽い物でもいいから食べさせて


ゼリーとかウインダーゼリーってのはあんまり薦めないけど…」


A「…なるほど」


持ってきたメモ帳に書いていく


野上「その子、冷え性？」


A「らしい」


野上「なら寒そうにしてたら暖かいもんを飲ませて


で、さっき聞き忘れたけど相手の男はお腹の子のこと知らないの？」


A「……まだかな」


野上「言ったら下せって言われそうな男？」


A「どうかな〜…


多分出来れば下して欲しいって言いそう」


野上「…」


A「けど私は、その子が産むって言うなら反対しないし


男がその子から離れても私はずっと一緒にいる」


野上「私はあんたみたいな友達が欲しかったよ〜」


とか言いながらいきなり泣き出す先生


A「何(笑)行き成り(笑)」


野上「友達を大事にしなさいよ！後彼氏もね！」


A「そのつもりでーす(笑)


先生ありがと！助かったよ〜」


野上「またなんかあったら相談するから


あ、話してたら授業始まっちゃった…。


ほらほら急いで戻った戻った」


A「は〜い」


しっかりと聞いたことをメモったノートをスカートのポケットに突っ込み、


保健室から出て教室に向かいだした瞬間……


芹澤「今の話、本当か？」


階段のとこに座っていた芹澤が私を見上げた


……やばいな


聞かれてたパターンじゃん

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