【進 撃】裏切られた私は真実を伝えることにしました【黒 バ ス】Part５

☆２２２ ページ29

「うわ…教科書間違えた」


岡野「忘れたの？なら僕の一緒に見よう？」


「いいの？ありがと」


岡野「ごめん目悪くて少しぼやけるから
もうちょっと近寄っていい？」


「あ、うん！どうぞ！」


ーｱﾆ ｼﾞｬﾝ ー


ｼﾞｬﾝ「ｱﾆ 教科書忘れた。見し…て…」


ｱﾆ「…はぁ…はい。ここからみてね。
ｼﾞｬﾝ…どうしたの？」


ｼﾞｬﾝ「Aってほんと鈍感だよな…
あんだけ 好きですオーラ全開の男初めてってくらい
すごいのに気づかないなんて」


ｱﾆ「あれは鈍感超えてるよね。か
あの男ってどんなやつなの？
中学同じなんでしょ？」


ジャン「あぁ…アイツは付き合って飽きたら捨てて
浮気相手は常に5人以上いるような男だ。

好きになったらすぐ自分のものにするって感じのタイプだからどんな手段でも使うよ

アイツは厄介だ」



音楽室からの帰り

ﾌﾞ- ﾌﾞ- ﾌﾞ-



「あ、メールだ…」


《屋上で次の授業 サボらない？》


「ｼﾞｬﾝ ｱﾆ!! 次の授業 私…」


ｼﾞｬﾝ「サボるんだろ？」


「なんでわかったの!!」


ｱﾆ「嬉しいって顔に書いてあるよ(笑)
お弁当後で持ってってあげるね」

ｼﾞｬﾝ「ほい。荷物貸せ。」


「え？ 私も教室に…」


ｼﾞｬﾝ「ｱﾙﾐﾝ今大変なんだから早く会いに行ってやれ


「あ、そうだよね！わかった！」


岡野「……」


ーー ｱﾆ ｼﾞｬﾝ 岡野 ーー




ｱﾆ「…アンタさ、本気なの？」


岡野「え？俺？何が？」


ｱﾆ「Aの事…好きなんでしょ？」


岡野「…うん。好きだよ。本気で。
ｱﾙﾐﾝって子から奪おうと思ってるから」


ｼﾞｬﾝ「…本当に本気なんだな？中学みたいな軽い気持ちなら今すぐお前の過去暴いてやるけど」


岡野「…！…本気だってば…信じてよｼﾞｬﾝ」


ｼﾞｬﾝ「…信じはしない。


一つ忠告しとく



Aはｱﾙﾐﾝ以外異性に見えてない」




ｱﾆ「ついでに鈍感だから、このままなら
一生アンタの気持ちは気付かない。

私はｱﾙﾐﾝの友達だから応援はしたくないけど
本気なら…がんばれば」


岡野「！…うん。がんばるよ。ありがとｱﾆちゃん」

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