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☆206 ページ13

アルミン「え?」


「…今日しょーちゃんいないから…怖い。」


そう言えば笑い出すアルミン


「どうせ子供みたいって馬鹿にするんでしょ…」


アルミン「ううん。可愛いなあって思って
今までも今吉さんいない時会ったんじゃないの?」


「しょーちゃんいるのに慣れちゃったから…
ちょっとだけ寂しいの」


アルミン「あー。それでこの前久しぶりに帰ってきた今吉さんと一緒のベッドで寝たんだ?」


!!


あれ。なんか怒ってる__?


「…怒った?」


アルミン「別に。今日は一緒に寝るからいいし」


「!?!?」


絶対私の顔赤い…


アルミン「ふふっ顔真っ赤で可愛い…僕の家に帰ろっか。きっとこんな可愛い子連れてきたらおばさんも喜んでくれるよ」


「…おばさん?」


アルミン「そっ。Aの家に荷物取りに行こっか…
事情は家に帰りながら説明するよ」


「…わかった」











アルミン「僕はね差別されて育ったの。

シンデレラみたいにね

僕には双子の弟がいて…その子は両親に好かれてた


その弟は僕が差別されてるのを知って
いつだってそばにいてくれた。

でも僕は弟を裏切ってしまったんだ。

嫌だったんだ…僕のせいで傷つくのは。

それからかな《大切な人を守りたい》って

想いが強くなったのは…」



「その…弟さんと…お母さんたちは?」



アルミン「あー僕中2で捨てられたから今はいないよ

両親は僕最後こうやって言ったんだ

『馬鹿な子は嫌い』ってね」



「でもアルミンは馬鹿じゃないじゃん…」


アルミン「うん…いつも順位だって上位に必ずいた。

でもね僕の弟は 運動も勉強もできたんだ。

テストは一問も間違えずいつも1位
運動は黄 瀬くんのように見れば何だってできた。

僕と弟は言わば凡人と天才…

それが僕と弟の違いだった…」


「凡人と…天才」



アルミン「まあ…もうどこにいるかわかんないけどね

捨てられた時…これから自由だって思ったんだけど

…なんかやっぱ悔しくて毎日勉強してた(笑)

いつか会うかもしれないからさ

もし会った時は 『もう馬鹿じゃない』『お前らなんかいなくたっていい!!』って面と向かって言ってやるんだ!!(笑)」


「そっかぁ…アルミンの話が聞けてよかった」



アルミン「こんな話聞かせてごめんね。

でもいつか言わなきゃって思ってたから…

聞いてくれてありがとね」


「ううん」

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設定タグ:進撃の巨人 , 黒子のバスケ , アルミン   
作品ジャンル:アニメ
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ロキ - とても面白いです!続きが気になります。応援してます(*^^*)頑張ってください!! (2019年4月8日 0時) (レス) id: 7e481b0bff (このIDを非表示/違反報告)
ジャン - 頑張れ! (2016年12月29日 17時) (レス) id: 565abb759a (このIDを非表示/違反報告)
ずらぁ - アルミン好きなので嬉しいです。頑張ってください´`* (2016年12月28日 4時) (レス) id: 1e66146d2b (このIDを非表示/違反報告)
Starose(プロフ) - Halさん» ありがとえございます^^ がんばりますね^^ (2016年12月13日 21時) (レス) id: 049492154c (このIDを非表示/違反報告)
Hal(プロフ) - 続き、期待してる。ガンバ!おーえんしてるよ。 (2016年12月13日 20時) (レス) id: 9ed5ff9fd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Starose | 作成日時:2016年12月4日 21時

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