【進 撃】裏切られた私は真実を伝えることにしました【黒 バ ス】Part５

☆２０５ ページ12

ｱﾙﾐﾝの家…



確かあそこだよね？




走れば絶対追いつく…!!





お願い




お願いだから





ﾌﾟｯﾌﾟーーー






前からクラクションの音がする





あれ？








なんでだろ









足が動かない






逃げなきゃ行けないのに…





このままじゃ





このとき後悔した






なんで 前も見ないで渡ったんだろ…






ｷｷーーーーｯｯｯ






トラックが目の前に止まると同時に

思い切り手を引かれ誰かの体に支えられる




「A!!!」





私の大好きな声だ…








「…ｱﾙﾐﾝ…ｯｯ…た」



ｱﾙﾐﾝ「…ごめ…ん…目使うの遅くて…

っはぁ…はぁ

…少し…トラックと腕かすっちゃった…ね」



ｱﾙﾐﾝが目を使ってるのに息切れするなんて
相当必死に走ってきてくれたんだよね？




「私ね…ｱﾙﾐﾝが好き。


なのに…声出なくて…ｯｯ


…ｱﾙﾐﾝがいなきゃ…ダメ…ｯ




…ｱﾙﾐﾝが隣にいないなんて考えられない…ｯ」




ｱﾙﾐﾝを力一杯抱きしめる



ｱﾙﾐﾝ「ごめん…赤 司くんがﾗｲﾊﾞﾙだったら
僕なんか勝てないって思って弱気になってた…

昨日青 峰くんには【Aはお前が好きだから自信持って胸張ってろ】って言わたんだけど


やっぱ僕 臆病だから…

ごめん…今日こんな会話ばっかだね…」




「ｱﾙﾐﾝの馬鹿!!」



ｱﾙﾐﾝ「へ？」




「なんでもいっつもそうなの!?

私が好きなの…好きだって言ってるじゃん…

それなのに…どうして分かってくれないのｯ…!!」



ｱﾙﾐﾝ「A…」

　

「私が 赤 司くんを好きになる事なんてもうない!!




ｱﾙﾐﾝが好きです」





ｱﾙﾐﾝ「…うん。僕も好きだよ…ｯ」





ｱﾙﾐﾝは泣きながら私の背中に手を回し抱きしめた

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