【歌い手】悪女屋さんーEinsー

#10　◎お気に入り50人越えありがとうございます！ ページ15

てくてく歩いて学校へ向かう


6月からの転校生がそんなに珍しいのか視線が痛い


でも、顔には出さずに満面の笑みを浮かべスキップでもしそうな女の子を演じる


「(え....やば、かわいい)」

「(小動物系か...彼氏いるのかな)」

「(我が女神よ..)」←


無気力っていうキャラじゃないけど浮かれてる風を装えばカンペキ


下駄箱につくとそこには、ヒロイン


『あ、おはようございます！』

美「あ、おはよう！......教員室に案内するよ！」


あらかじめ打合せしておいた通りに下駄箱で出会い


教員室に向かう途中で色々と話を聞く


大事な大事な情報収集のために


美「...と、いうことなの！わかった？」


『うん！ありがとう美里！』



教員室につきドアを開ける


『転校してきた柚川雅です！飯沢先生はいらっしゃいますか？』



飯「1-A担任の飯沢です。宜しく！」

『よろしく、お願いします』


思ってたよりも暑苦しい先生だ


教室へ向かう途中何気ない一言に

美味しい情報を見つけた


『え！このクラスって成績順なんですか？』


飯「あ、言ってなかったけ？」


先生曰く

Aは成績優秀者、主に50位以内。歌い手さんもいる

Bは成績が少しいい人たち100位以内。歌い手さんはいない

Cは成績普通、150から悪くて200位以内。(以下同文)

Dは成績悪い人たち、最下位の人とか。(以下同文)



Aは歌やスポーツ、勉強が優れているヒトの集まりらしい


まぁ、学校側はバレないようになんとかやってるらしいが


美里からも聞いてたしバラバラですね


飯「呼んだら入ってこいよー」



了解です

ここでキャラを植えつけておきます


はじめが肝心と皆言うが

私もそう思う


はじめが良ければミスをしてもよっぽどでないほどバレはしない





飯「転校生、入ってこーい」

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