負けないから【鹿野修哉】

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*カノside*

Aが元気そうでよかった。
何時も通りのAで安心したよ本当に。
とか思ってAの方をみてたら..

ｺﾞｽｯ!!

『ｹﾞﾌｯ!!』

キドに肘で鳩尾殴られました。
さすがに鳩尾は..しかも普通に食べてるし
セトとかは苦笑い。助けてくんないの!!?(


『キド..ご飯中にこれは..さすがに..』

「にやにやしてるお前が悪い」

『えっ！？そんなにニヤニヤしてた！？』

「不審者並みのキモさでな」


不審者並みのキモさって..どんだけなの！？
欺いてたと思ったのに..
これでやっぱり笑いが起こる。
Aも笑ってくれてるし。
何かこう言うこと前にもあったなー..
Aがはじめてメカクシ団に入ったときもこんなだったっけ。

最初は固くなっててさー。それをこんな感じで和らげた。
懐かしいな。
ふいに顔をあげてみるとAの笑顔が見えて
そのえがおは僕が初めて一目惚れしたときの笑顔で。
やっぱり、僕が大好きなAだなって思った。
記憶はなくても良いからさ、また僕のこと好きって言ってくれたら嬉しいのに。なんて。
無理に決まってるか..

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