文スト大好きな私が文ストの世界にトリップした話

続きです。前職当てゲームぅ！！ ページ24

なんか、御免なさい敦くん。
と、そんな変にシリアスな空気をぶち壊すように、

「さて、Aちゃん、私の前職はなんだと思う？」


はいきました太宰さんの前職当て！
よし考えろ、ポートマフィア抜きで、太宰さんはどんな仕事をしそうだ？


太宰さんの事だし、接客業とか上手そうだよね…かといってそこまで知られてる職業じゃあ無さそうだし、ホスト、とか？嫌々嫌、流石にホストとか言えない、てか私が言いたくない。太宰さんがホストとか、指名率一位になってそうだけど、会うたびに心中の申し込みしてるホストだなんて冗談じゃない。





はっ！いいの思いついた…。




「ば、バーテンダー…とか……？」

「ブー」
ですよねー


「でもなんでバーテンダー？」
「接客業とか上手そうだなぁ、と思って。」
「他には？何か思いついた？」

「いえ、というか太宰さんの前職なんて思いつきませんよ…」
ポートマフィアの最年少幹部だなんて思いつく筈もない。


「因みにAちゃんは、どこの学校に通ってたの？」
くっ、来たか、その質問！でも谷崎さんの質問なら答える以外に選択肢ないっ！


「東京都の、特に有名でもない女子校ですよ…」
あ、女子校なのになんで初恋があるって？そんなん小学校の時の思い出ですよ。男友達？そんなの家の隣の人ですよ。


「首都圏の学校だったんだ！しかも女子校って、私立って事？」
「あー、私立って言っても偏差値が本当に低いところですし、中高一貫校なので、出会いとか本当になくて」

「中高一貫校って、結構凄くない？」
「Aさんって、お嬢様だったんですね…」
おおお！と驚いていらっしゃる探偵社の面々。

「学費だけ無駄に高いんですよ。しかも女子校なので青春なんてなんぼみたいな、結局小学校以来色恋沙汰なんてありませんでしたし」
本当に、なんであんな学校行ってるんだろう。



「色恋沙汰とはどういう事がありましたの？」
ナオミちゃんが聞く。
「小学校以来恋なんてまともにしませんでしたよ…」
はぁ、今思えば何故あんな奴の事を……。

「…そうですの」
えっ、ちょ、ナオミちゃん？一体何を…。

「今夜は女子会ですわ！」
ナオミちゃんは携帯を出して何やらメールを打っている。私の勘が合っていればきっと与謝野さんだろう。

「…私も、Aさんの話…気になる。」
あ、なんかもう女子軍の可愛さによって私はノックアウトです。




.

お泊まり会！いわば女子会ですよ！…所でそこのお嬢さん、私と心じゅu…（以下略）→←それでは前職当てゲーム〜？いってっみよ〜！！！

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